よくある質問
医療費控除と、医療費ログの使い方について、迷いやすいところを正直にお答えします。
医療費控除とは何ですか。誰が使えますか。
1年間(1月1日〜12月31日)に、生計を共にする家族が支払った医療費の自己負担額が 原則10万円(総所得金額等が200万円未満の方はその5%)を超えたとき、 超えた分を所得から差し引ける制度です。会社員の方でも、確定申告をすれば受けられます。
「生計を共にする」であって「同居している」ではありません。仕送りをしている親、 下宿している学生の子どもの分も、生計が一つなら合算できます。
使い始めるのに何が必要ですか。
Googleアカウントだけです。カードの登録も、アプリのインストールも要りません。 はじめて開いたときに、あなたのGoogleドライブの中にデータを保存するスプレッドシートを 1つ作ります。初期設定はおおよそ1分です。
家族全員分をまとめられますか。
まとめられます。領収書に印字された宛名から自動で家族に振り分けます。 はじめて出てきた名前のときだけ、その場で登録するかを確認します。 読み取れなかったときは、そのカードで誰の分かを選べます。
撮る前に「これは誰の分」と選んでおく必要はありません。封筒の中身を混ぜたまま、 順番に撮っていって構いません。
控除の対象になるかどうかを、AIが判定してくれますか。
判定しません。そして、するべきではないと考えています。 AIが読み取るのは「誰の分か・どこで・いくら払ったか・何を買ったか」までです。 区分(診療・治療/医薬品購入/介護保険サービス/その他)の提案まではしますが、 控除の対象になるかどうかの判断はご本人がしてください。
同じ「歯科」でも、治療なら対象、美容目的の矯正なら対象外というように、 対象かどうかは領収書の文字だけでは決まらないためです。 見誤ったまま申告に載るより、迷うものはご自身で判断していただくほうが安全です。
AIの読み取りが間違っていたら。
その場で直せます。読み取り結果はいったん下書きとして表示され、 「この写真を使う」を押すまで明細には保存されません。 日付・医療機関・金額・人を確認してから保存してください。
自信が持てなかった項目は、AIが推測で埋めずに空欄で返します。 間違った数字が入っていると気づけませんが、空欄なら気づいて直せるためです。 空欄のある明細は一覧で赤く出ます。
領収書の紙は捨てられますか。
捨てないでください。2017年分(平成29年分)の確定申告から、 医療費の領収書は税務署に提出しなくてよくなりましたが、 5年間の保存が必要です。税務署から提示を求められることがあります。
医療費ログでは、撮り終えた領収書を選り分ける必要はありません。封筒ごと、 そのまま5年間しまっておいてください(申告期限から5年で、封筒ごと処分できます)。
データはどこに保存されますか。
あなたのGoogleドライブの中だけです。医療費の明細も領収書の画像も、 当社のサーバーには保存されません。アプリのアクセス範囲は、 このアプリが作ったファイルだけに限られています(あなたのドライブの他のファイルは見えません)。
撮影した画像は読み取りのために一時的に処理を通りますが、 読み取りが終わった時点で当社側には残しません。ログにも残しません。 くわしくはプライバシーポリシーをご覧ください。
医療費の情報は要配慮個人情報では。自分以外に見られませんか。
どこの病院にかかったかは、病歴が推測できる情報です。個人情報保護法でいう 要配慮個人情報にあたりうるもので、慎重に扱われるべきものだと考えています。
明細も領収書の画像も、あなたのGoogleドライブの中だけにあります。 当社の担当者も、ほかの利用者も、会計事務所も、中身を見ることはできません。 これは運用の約束ではなく、仕組みとしてそうなっています。
- 当社に置き場所がありません。医療費のデータを保存するデータベースを 当社は持っていません。保存先はあなたのGoogleスプレッドシートだけです
- 明細の読み書きは、あなたのブラウザから直接Googleへ。 医療費のデータが当社のサーバーを通ることはありません (ログインの手続きのときだけ、Googleが定めた方式でアクセス権の受け渡しが 当社のサーバーを通りますが、それを保存することはありません)
- アプリの権限は「このアプリが作ったファイル」だけ。 あなたのドライブにある他のファイルは見えません。この権限はGoogleアカウントの設定から いつでも取り消せます
- 会計事務所コードを入れても、事務所はあなたのシートを見られません。 コードを登録するとその事務所の利用者としてメールアドレスが記録されますが、 事務所にお伝えするのは利用人数だけです
撮った画像だけは、読み取りのために当社を通ってGoogle社の生成AI(Gemini API)へ送られます。 読み取りが終わった時点で当社側には残しません。ログにも書きません。 また当社は有料契約でこのAIを使っており、Google社の規約上、 送った内容がAIの学習に使われることはありません。
公平を期すために、当社が見られるものも書いておきます。 ログインに使ったGoogleアカウントの情報(メールアドレス・お名前)と、 読み取った枚数、最初と最後に使った日、それにご登録の日と、 医療費集計フォームを書き出した日(初めての日・直近の日)と回数です。 前半は読み取り上限の管理と不正利用の検知のため、 後半は「どこで手が止まりやすいか」を知ってサービスを直すためのもので、 書き出しについては「した」という事実と、その日付と回数だけを持っています (書き出した明細の件数も金額も、当社は受け取っていません)。 誰の・どこで・いくら払ったかという医療費の中身は、ここに一切含まれません。
ご自分で確かめられます。Googleドライブを開けば、医療費ログが作ったスプレッドシートが そのまま見えます。中身を確認するのも、まるごと消すのも、いつでもあなたの操作でできます。
ひとつだけご注意ください。ご家族と同じ端末を共有していて、ログインしたままにしている 場合は、その端末を使う人には画面が見えます。これはどのサービスでも同じことですが、 気になる場合は共有端末ではログアウトしてお使いください。
本当に無料ですか。後から課金されませんか。
されません。無料で続けられるのには、仕組み上の理由が3つあります。
- データがあなたのドライブに保存されるため、当社にデータ保管の費用がかからない
- 医療費の領収書は家族全員でも年に数十枚。AI読み取りの費用は1人あたり年間数円
- 有人サポート窓口を持たず、この質問集と画面の分かりやすさで完結する運営にしている
医療費ログは、経費精算ツール「経費ログ」を運営する当社が、 その仕組みを流用して提供している無料ツールです。
セルフメディケーション税制には使えますか。
使えません。医療費ログが書き出すのは国税庁の「医療費集計フォーム」で、 この様式自体がセルフメディケーション税制に対応していないためです。 セルフメディケーション税制を使う場合は、専用の明細書を別途ご用意ください。
なお、医療費控除とセルフメディケーション税制はどちらか一方しか選べません。 両方の条件を満たす年は、金額を比べて有利なほうを選ぶことになります。
マイナポータル連携はありますか。
ありません。マイナポータル連携で取得できるのは公的医療保険の対象になった診療分で、 その年の秋ごろまでの分しか反映されないことがあります。 市販薬・自費診療・通院の交通費も含まれません。
医療費ログは、その足りない分——年末までの診療、ドラッグストアで買った市販薬、 通院の交通費——を撮って埋めるための道具だとお考えください。 健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」も撮って読み取れます。
使い方が分からないときは、どこに聞けばいいですか。
このページと、画面の説明で完結するように作っています。 個別のお問い合わせ窓口は設けていません。 有人サポートを持たないことが、このツールを無料で続けられる理由の一つです。
会計事務所を通じてご利用の方は、その事務所にお尋ねください。
もっとくわしく知りたい
このページは一般的な取扱いの説明です。個別の事情によって結論が変わることがあります。 判断に迷う場合は、最寄りの税務署または税理士にご確認ください。